糖尿病で治療をご希望の方へ。
光が丘クリニックでは、血糖の検査・診断から、食事・運動療法、薬物治療まで、糖尿病の総合診療に対応しています。健診で「血糖値が高い」と指摘された方や、血糖コントロールが気になる方は、ぜひご相談ください。
糖尿病とは
糖尿病は、血糖値が慢性的に高い状態が続く疾患で、放置すると心疾患・脳血管障害・腎不全・視力障害などの合併症につながります。早期発見と継続的な治療が重要です。
糖尿病の主な種類
- 1型糖尿病：インスリンが分泌されないタイプで、若年層に多く見られます。
- 2型糖尿病：生活習慣や遺伝が要因で、中高年層に多いタイプです。
- 妊娠糖尿病：妊娠中に血糖が高くなる一時的な状態で、適切な管理が必要です。
診断方法
- 空腹時血糖値：126mg/dL以上で糖尿病の可能性。
- 経口ブドウ糖負荷試験（OGTT）：2時間後血糖値が200mg/dL以上。
- HbA1c：6.5%以上で診断基準を満たします。
日本糖尿病学会が示す治療目標（65歳未満の例）
治療の目的に応じて、HbA1cの目標値が異なります。以下は日本糖尿病学会の目安です。
| 血糖コントロールの目標 | HbA1cの目標値 | 補足内容 |
|---|---|---|
| 血糖正常化を目指す場合 | 6.0％未満 | 低血糖のリスクがない場合に限定 |
| 合併症予防を目的とする場合 | 7.0％未満 | 空腹時血糖130mg/dL未満、食後2時間血糖180mg/dL未満を目安 |
| 治療強化が困難な場合 | 8.0％未満 | 高齢者や併存疾患がある場合など |
※この表は日本糖尿病学会『糖尿病診療ガイドライン』をもとに編集しています。
ガイドラインの改訂がある場合は、最新の版をご確認ください
糖尿病治療の目的は、合併症を防ぎ、健康な生活を維持することです。年齢や体調に応じて目標を設定し、個別に治療を進めます。
高齢の方の血糖管理については、高齢者の糖尿病治療 のページもあわせてご覧ください。
治療方法
食事療法
- カロリーコントロール（標準体重×25〜30kcal）
- 低GI食品の選択
- バランスの良い栄養配分（炭水化物・脂質・たんぱく質）
運動療法
- 有酸素運動（ウォーキング・ジョギング）
- 筋力トレーニング
薬物療法
- メトホルミン、DPP-4阻害薬、SGLT2阻害薬など
- 状態に応じてインスリン治療も行います
糖尿病の合併症
- 大血管障害：心筋梗塞、脳卒中
- 微小血管障害：網膜症、腎症、神経障害
- 感染症・糖尿病足：免疫低下による皮膚感染、足潰瘍など
糖尿病と動脈硬化・心臓病の関係については、動脈硬化と生活習慣病 のページをご参照ください。
よくあるご質問（FAQ）
Q1. 糖尿病は完治しますか？
完治は難しいですが、適切な治療で血糖値を良好に保つことは可能です。
Q2. 初期症状はありますか？
多尿、口渇、疲労感などが初期に見られますが、自覚しにくい場合もあります。
Q3. 板橋区・練馬区在住でも受診できますか？
はい。赤塚新町にある光が丘クリニックは、近隣地域の方にも対応しています。
Q4. どんな検査を受けますか？
血液検査（血糖・HbA1c）、尿検査、場合によりOGTTなどを行います。
Q5. 予約なしでも受診できますか？
はい。予約なしでも受診可能ですが、お電話をいただけるとスムーズです。