熱中症対策|板橋区・練馬区
暑い季節に最も注意したいのが熱中症対策です。熱中症│板橋区・練馬区の住民の皆さまに向けて、日常生活でできる予防法や応急処置、暑さ指数(WBGT)の活用方法、緊急時の地域医療体制について紹介します。
症状は風邪などに類似することがあり、上気道感染症についてはこちらもご参照ください。
熱中症│板橋区・練馬区で気をつけたい主な症状
熱中症の代表的な症状には、高体温、めまい、吐き気、発汗異常、意識障害などがあります。板橋区・練馬区のような高温多湿な地域では、室内でも油断せず注意が必要です。
診断が難しいケースに注意
発熱が明確でない熱中症もある
体温が平熱でも、倦怠感・頭痛・食欲不振・ぼんやりするなどの症状がある場合は注意が必要です。体温測定のタイミングや発汗による影響で見逃されることがあります。
「どこにいたか」が最大のヒント
直前に炎天下にいた、長時間屋外にいたなどの行動歴があれば、体温が正常でも熱中症を疑うべきです。
日常生活でできる熱中症の対策
- のどが渇く前に水分・塩分を補給する
- 通気性の良い服装を選び、冷房・扇風機を活用する
- 炎天下での活動を避け、こまめに休憩する
暑さ指数(WBGT)の活用
WBGTは、気温・湿度・日射を考慮した熱中症のリスク指標です。天気予報で確認できます。詳細は熱中症予防情報サイトをご参照してください。
- 🔴 31℃以上:危険 → 外出を控え、冷房を使用
- 🟠 28〜31℃:厳重警戒 → 屋外活動を制限
- 🟡 25〜28℃:警戒 → こまめに水分補給と休憩
- 🔵 25℃未満:注意 → 無理のない行動を
応急処置と救急体制(板橋区・練馬区)
応急処置の基本
- 涼しい場所に移動する
- 衣服を緩めて首・脇・足を冷やす
- 水分と塩分を補給する
- 意識障害があればすぐに119番通報
板橋区・練馬区の救急医療体制(夜間・休日)
板橋区
- 急患診療所:📞 03‑5375‑9031(夜間・休日)
- 救急対応病院:日本大学板橋病院、帝京大学医学部附属病院、板橋中央総合病院など
- 医療案内(ひまわり):📞 03‑5272‑0303
練馬区
- 夜間救急こどもクリニック(15歳以下):📞 03‑3994‑2238
- 休日急患診療所(練馬・石神井):📞 050‑5810‑4682/050‑5526‑1262
- 救急対応病院:練馬光が丘病院、順天堂練馬病院、練馬総合病院など
都共通の救急相談
- 東京消防庁救急相談センター:#7119(24時間)
23区:📞 03‑3212‑2323/多摩:📞 042‑5212‑2323
よくある質問(FAQ)
Q1:熱中症と風邪の違いは?
A:熱中症は環境が原因で起こる体温調節障害、風邪はウイルス感染による発熱です。
Q2:熱がなくても熱中症になりますか?
A:はい。倦怠感やぼんやり感があれば、体温が正常でも熱中症を疑いましょう。
Q3:汗をかいていても熱中症ですか?
A:初期には発汗がありますが、重症化すると汗が止まり体温が急上昇します。
Q4:家庭での応急処置は?
A:涼しい場所に移動し、衣服を緩めて体を冷やし、水分補給を行いましょう。反応が鈍い場合はすぐに救急車を。
Q5:予防のポイントは?
A:水分・塩分補給、冷房の活用、WBGT確認、帽子や日傘の使用、休憩の徹底が有効です。詳しくは、環境省の熱中症予防情報サイトをご覧ください。