本文へスキップ

糖尿病|板橋区赤塚新町・練馬区田柄対応の内科・循環器科|光が丘クリニック



TEL.03-5968-3030
〒175-0093 東京都板橋区赤塚新町3-32-12-204

糖尿病

1. 糖尿病とは?

糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖値)が高くなる病気です。インスリンというホルモンが不足するか、インスリンがうまく働かないために発症します。糖尿病を適切に管理しないと、心臓病、腎臓病、視力障害など深刻な合併症を引き起こすリスクがあります。

2. 糖尿病の分類

種類 特徴
1型糖尿病 膵臓がインスリンを作れなくなる病気。自己免疫が原因で、若年層に多く発症。
2型糖尿病 インスリンが効かない、または不足。生活習慣や肥満が原因で成人に多い。
妊娠糖尿病 妊娠中に発症し、通常は出産後に回復するが、2型糖尿病になるリスクがある。
その他の糖尿病 遺伝や特定の疾患、薬物が原因で発症するもの。

3. 糖尿病の診断方法

検査方法 正常値 糖尿病基準
空腹時血糖値 70〜99 mg/dL 126 mg/dL以上
経口ブドウ糖負荷試験(OGTT) 140 mg/dL未満 200 mg/dL以上
ヘモグロビンA1c(HbA1c) 5.6%以下 6.5%以上

4. 糖尿病の治療目標と管理指標

糖尿病治療の主な目標は、合併症を予防しつつ血糖値をコントロールすることです。年齢や病状に応じて、HbA1cの目標値が異なります。

対象 HbA1c目標
若年層(20〜40歳) 6.5%以下
中年層(40〜60歳) 7.0%以下
高齢者(60歳以上) 7.0%〜7.5%

5. 糖尿病の合併症

  • 糖尿病網膜症: 視力が低下し、失明するリスクがあります。定期的な眼科検診が必要です。
  • 糖尿病腎症: 腎機能が低下し、透析が必要になることがあります。早期発見と血圧管理が重要です。
  • 糖尿病神経障害: 手足のしびれや感覚障害が起こることがあります。毎日の足のケアが必要です。

6. 糖尿病の食事療法

  • カロリー制限: 標準体重(身長から計算)×25〜30kcalを目安に調整。
  • 糖質コントロール: 低GI食品を選び、血糖値の急上昇を防ぐ。
  • バランスの取れた食事: 炭水化物50〜60%、タンパク質15〜20%、脂質20〜30%を基本とする。

7. 糖尿病の治療法

インスリン療法

薬剤分類 商品名 作用 副作用
基礎インスリン ランタス、トレシーバ 1日を通して血糖値を安定させる 低血糖、体重増加
追加インスリン ヒューマログ、ノボラピッド 食後の血糖上昇を抑える 低血糖、体重増加
混合型インスリン ノボミックス、ヒューマックス 基礎と速効型の両方を1回で投与 低血糖、体重増加
超速効型インスリン フィアスプ、アピドラ 食事直前に使用し、食後の血糖を抑える 低血糖、注射部位の反応

経口血糖降下薬

薬剤分類 代表薬 作用 副作用
ビグアナイド系 メトホルミン(商品名: メトグルコ) 肝臓での糖新生を抑える 消化器症状、乳酸アシドーシス
SU薬(スルホニル尿素系) グリメピリド(商品名: アマリール)、グリベンクラミド インスリン分泌を促進 低血糖、体重増加
DPP-4阻害薬 シタグリプチン(商品名: ジャヌビア)、リナグリプチン(商品名: トラジェンタ) インスリン分泌を促進し、グルカゴンの抑制 頭痛、消化器症状
SGLT2阻害薬 ダパグリフロジン(商品名: フォシーガ)、カナグリフロジン(商品名: カナグル) 腎臓でのブドウ糖再吸収を阻害 尿路感染、脱水
チアゾリジン系 ピオグリタゾン(商品名: アクトス) インスリン抵抗性を改善 体重増加、浮腫
α-グルコシダーゼ阻害薬 アカルボース(商品名: グルコバイ)、ボグリボース 糖の吸収を遅らせ、食後血糖を抑制 腹部膨満、ガス

8. 運動療法

  • ウォーキング: 有酸素運動で血糖値を安定させ、心血管リスクを低減します。
  • 筋力トレーニング: 筋肉量を増やし、血糖値の安定に貢献します。週に2〜3回行うことが推奨されます。

Q&A

Q1: 糖尿病とは何ですか?

A: 糖尿病は、血糖値が異常に高くなる慢性的な病気で、インスリンが不足するか、インスリンの効きが悪くなることで発症します。

Q2: 糖尿病の症状は何ですか?

A: 初期にはほとんど症状がないことが多いですが、進行すると多尿、口渇、疲労感、体重減少などの症状が現れることがあります。

Q3: 糖尿病の治療はどうすればいいですか?

A: 糖尿病の治療は、食事療法、運動療法、薬物療法の組み合わせで行われます。インスリンや経口薬を使用することもあります。

Q4: 糖尿病を予防する方法はありますか?

A: 規則正しい食事、適度な運動、体重管理、ストレスの軽減などが糖尿病予防に役立ちます。

参考サイト




Hikarigaoka Clinic光が丘クリニック 
内科・循環器科(専門医)


TEL 03-5968-3030
FAX 03-5968-3637
〒175-0093
東京都板橋区赤塚新町3-32-12-204 
(UR 光が丘パークタウンゆりの木通り北団地12号棟2階4号室)
練馬区光が丘・田柄隣接
地下鉄赤塚駅:徒歩6分
東上線下赤塚駅:徒歩7分
東上線成増駅:徒歩16分
地下鉄大江戸線光が丘駅:徒歩23分

病名で検索


症状で検索

その他