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心筋梗塞|板橋区赤塚新町・練馬区田柄対応の内科・循環器科専門医|光が丘クリニック



TEL.03-5968-3030
〒175−0093 東京都板橋区赤塚新町3-32-12-204

心筋梗塞myocardial infarction

心筋梗塞とは?

心筋梗塞(しんきんこうそく)は、心臓に血液を供給する冠動脈が突然詰まり、心筋(心臓の筋肉)が酸素不足により壊死する状態です。冠動脈が完全に閉塞すると、心筋が大きな損傷を受け、命に関わる緊急事態となります。適切な治療が遅れると、不整脈や心不全といった合併症が発生する可能性があるため、早期の発見と治療が非常に重要です。

心筋梗塞の原因

心筋梗塞の主な原因は、冠動脈の動脈硬化です。動脈硬化が進行すると、血管が狭くなり、血流が途絶えることで心筋に酸素が届かなくなります。主な原因としては以下が挙げられます。

  • 動脈硬化:血管壁にコレステロールが蓄積し、血管が狭くなり、血流が悪化します。
  • 血栓形成:血管内で血栓(血の塊)ができ、冠動脈を完全に塞ぐことがあります。

急性冠症候群とは?

急性冠症候群(ACS)は、冠動脈の血流が突然遮断され、心筋への酸素供給が不足することで発生する一連の状態です。ACSには、急性心筋梗塞不安定狭心症が含まれます。

  • 急性心筋梗塞は、冠動脈が完全に閉塞し、心筋が壊死する状態です。これは非常に緊急性が高い状態で、即座に治療が必要です。
  • 不安定狭心症は、冠動脈が一時的に狭くなり、心筋が酸素不足に陥りますが、壊死には至りません。急性心筋梗塞へ進行するリスクがあるため、早急な対応が必要です。

心筋梗塞の症状

心筋梗塞の症状は急激に現れます。以下の特徴があります:

  • 胸の痛み:胸の中央に圧迫感や締め付け感を伴う強い痛みが20分以上続きます。
  • 放散痛:痛みが左肩、腕、背中、あごに広がることがあります。
  • 息切れ・呼吸困難:息苦しさや呼吸困難が生じます。
  • 冷や汗・吐き気:冷や汗や吐き気、めまいを伴うこともあります。
  • 動悸や不安感:強い動悸や不安感を感じることがあります。

これらの症状が現れた場合は、心筋梗塞が疑われるため、すぐに医療機関を受診することが重要です。

心筋梗塞の診療体制

当院では、心筋梗塞や急性冠症候群が疑われる患者に対して迅速な対応を行っています。診断に使用する主な検査は以下の通りです:

  • 心電図検査:心臓の電気信号を測定し、異常がないか確認します。
  • 心筋トロポニンT測定:心筋が損傷した際に血中に放出されるタンパク質を測定し、早期診断に役立てます。

診断結果に基づき、必要に応じてCCU(冠疾患集中治療室)を有する病院へ速やかに救急搬送します。

心筋梗塞のリスク要因

心筋梗塞のリスクを高める要因には、以下が挙げられます:

  • 高血圧:血圧が高いと動脈硬化が進行しやすくなります。
  • 糖尿病:血糖値の管理が不十分だと、血管が損傷しやすくなります。
  • 脂質異常症:コレステロール値が高いと血管壁に脂質が蓄積し、血管が狭くなります。
  • 喫煙:血管を収縮させ、動脈硬化のリスクを高めます。
  • 肥満・運動不足:心血管系に負担をかけ、心筋梗塞のリスクを高めます。

心筋梗塞の診断方法と治療法

心筋梗塞の診断には、以下の検査を行います:

  • 心電図(ECG):心臓の電気信号を測定し、異常な波形がないかを確認します。
  • 心筋トロポニンT測定:心筋が損傷した際に血中に放出されるタンパク質を測定します。
  • 冠動脈造影検査:冠動脈に造影剤を注入し、血管の詰まり具合を画像化して狭窄や閉塞の有無を確認します。

治療方法には以下があります:

  • 薬物療法:血栓を溶かす薬や、血液をさらさらにする抗血小板薬を使用します。
  • カテーテル治療:カテーテルを挿入し、冠動脈の詰まりをバルーンやステントで広げ、血流を回復させます。
  • 冠動脈バイパス手術:詰まった冠動脈を迂回し、新しい血流路を作る手術です。
  • 生活習慣の改善:食事療法や禁煙、運動によって再発予防を行います。

当院の心筋梗塞診療の特徴

光が丘クリニックでは、心筋梗塞や急性冠症候群の早期診断と迅速な治療を提供しています。

  • 専門医による診療:経験豊富な循環器専門医がリスク評価と治療を行います。
  • リスク評価:高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を包括的に診断し、リスクを早期に評価します。
  • 迅速な治療対応:急性冠症候群や心筋梗塞が疑われる場合、迅速に診察・検査を行い、必要に応じて救急搬送します。
  • アフターケア:治療後の定期的な検査・診察を通じて、再発防止のための生活指導やリハビリを提供しています。

このように、心筋梗塞は早期の診断と治療が非常に重要です。リスク要因の管理と迅速な対応が患者様の命を守るカギとなります。

Q&A

Q1: 心筋梗塞とはどんな病気ですか?

A1: 心筋梗塞は、心臓に血液を供給する冠動脈が詰まり、心筋が酸素不足で壊死する状態です。迅速な治療が必要な命に関わる病気です。

Q2: 心筋梗塞の原因は何ですか?

A2: 主な原因は動脈硬化です。血管内にコレステロールが蓄積し、血流が悪化して血栓ができることがあります。

Q3: 心筋梗塞の症状は?

A3: 胸の痛み、左肩や背中への痛み、息切れ、冷や汗、吐き気、動悸などが主な症状です。

Q4: どのように心筋梗塞を診断しますか?

A4: 心電図や心筋トロポニンT測定などで診断します。また、必要に応じて冠動脈造影検査を行います。

Q5: 心筋梗塞の治療法にはどのようなものがありますか?

A5: 血栓を溶かす薬物療法、カテーテル治療、冠動脈バイパス手術、生活習慣の改善などがあります。

参照サイト

Hikarigaoka Clinic光が丘クリニック 
内科・循環器科(専門医)


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