本文へスキップ

板橋区赤塚新町|練馬区光が丘・田柄|内科|循環器科専門医|光が丘クリニック



TEL.03-5968-3030
〒175−0093 東京都板橋区赤塚新町3-32-12-204

病気解説Expranation

内科・循環器科疾患の解説(要約)

日常診療によく遭遇する内科循環器科の病気についての解説
@狭心症 A心筋梗塞 B心臓弁膜症 C不整脈心房細動
D心不全 E高血圧 F高脂血症 G糖尿病
Hインフルエンザ・風邪 Iアレルギー性鼻炎・花粉症 J漢方治療:インフルエンザ・風邪 K漢方治療:アレルギー性鼻炎・花粉症

1.狭心症(要約)

 心臓は1日に約10万回拍動して血液を全身に送り出し、人間の生命活動を維持する最も重要な臓器の一つであります。心臓自身の活動にもエネルギー源として血液が必要であり、心臓表面に分布している冠動脈から供給される。冠動脈の動脈硬化やけいれんにより、十分な血液が供給されなくなると心臓の筋肉はエネルギー不足(≒酸欠状態)に陥る。そのときに生じる症状(胸痛、胸部圧迫感、咽喉から歯ぐきの痛み)が狭心症の発作と呼ばれ、通常2〜5分で消失する。狭心症が落ち着いているときは硝酸薬、カルシウム拮抗剤などで治療できるが、薬物に反応不良な人や発作が悪化(不安定化)の場合はステント移植や冠動脈バイパス手術が必要となる。診断には心電図、負荷試験、冠動脈造影などがありますが、経験の多い循環器専門医なら問診などで診断がつくことが多い。胸痛(一部の人は症状がはっきりしない)がある場合は速やかに循環器専門医に相談しましょう。⇒ 狭心症の詳細な解説へ

2.心筋梗塞(要約)

 冠動脈が詰まって血流が止まり、15分以上経過すると心臓の筋肉は酸素・栄養が供給されなくなり、死んでしまい(壊死になる)急性心筋梗塞が発生する。一般的には激しい胸の痛み、呼吸困難、冷汗、嘔気、嘔吐など現れるが、高齢者、糖尿病患者では胸痛を自覚しないこともある。その診断は、発症時の症状、心電図変化、採血検査などで確定される。
 治療法としては可能な限り早期に、緊急カテーテルを行い、血栓を溶解・吸引したり、風船で拡張したり、ステントを移植する。さらに、合併症の治療のためには、心臓集中治療室(CCU)で治療するのが一般的である。
 急性心筋梗塞の死亡率は高率であるので、胸痛が15分以上続いた場合、躊躇せずに救急車を呼びましょう。 ⇒ 心筋梗塞の詳細な解説 へ

3.心臓弁膜症(要約)

 心臓には4つの弁がある。弁膜症とはこれらの弁の入り口が狭くなったり、逆流を起こしたりして生じる。弁膜症は心雑音で偶然発見されることもあるが、@呼吸困難、浮腫などの心不全症状、A不整脈、B臓器塞栓症、C感染性心内膜炎などで発見されることもある。 軽症例はほぼ無症状で経過し、特別の治療は不要であるが、中等度以上になると心臓に負担がかからないように日常生活に留意し、服薬が必要なことが多い。重症の場合は手術が必要となる場合がある。⇒ 心臓弁膜症の詳細な解説へ

4.不整脈・心房細動(要約)

 不整脈は「刺激伝導系」という心臓の電気系統の障害であり、脈の打ち方が正常でないことを意味する。原因の多くは加齢・体質、ストレス、睡眠不足、過労、興奮による。普通の人でも精密検査すれば1日に数個の不整脈が発見され、多くは危険性の少ない不整脈である。不整脈が出現しても自覚されないことが多く、程度が強いときや夜間・不安時に気づかれる。 脈が遅い場合は、動作時に息切れを感じ、極端に遅いとめまい、ふらっとすることふらつきが生じ、数秒間脈が止まると意識をなくすことがある。脈が速い場合は、動悸を自覚したり、さらに速くなると吐気や冷や汗、意識が遠のくことがある。脈が乱れる”期外収縮”では症状のない場合が多いが、脈の飛ぶ感じ、胸騒ぎ、きゅっとする胸痛を感じることがある。大多数の不整脈は治療が不要であるが、抗不整脈の服薬、カテーテルアブレーション(心臓の内膜を焼却する)、ペースメーカー移植が必要となる場合がある。
 不整脈のうち、日常の臨牀でよく遭遇する心房細動は加齢とともに増加し、80歳以上の5%以上の人が心房細動になる。脳梗塞や心不全を併発すると生命予後が著しく悪化することから注目されている。治療にはリズムコントロール、レートコントロール、抗凝固療法、カテーテルアブレーションなどがある。
  ⇒ 不整脈・心房細動の詳細な解説へ

5.心不全(要約)

 心不全とは、心臓がバテてしまって、ポンプ機能が低下し、十分な血液循環ができなくなった状態をいいます。急性心不全と徐々に起きる慢性心不全がある。前者は急性心筋梗塞、心臓弁膜症、心筋症、高血圧などが原因となり、ショックや肺水腫になることがある。慢性心不全では、疲れやすい、だるい、四肢の冷感、意識障害、尿量減少、呼吸困難、起座呼吸(横になると息苦しくなり、起きて座る状態)、腹水、下肢の浮腫、腹部膨満や腹痛(肝腫大による)などの症状が起きる。急性心不全の場合はCCUなどで濃厚な薬物療法が必要なことが多く、重症例では補助循環や手術などの治療を要する。慢性心不全の治療では安静、塩分制限は当然であり、ジギタリスや利尿剤、ACE阻害薬やアンジオテンシンII受容体拮抗薬、β遮断薬が投与される。⇒ 心不全の詳細な解説へ

6.高血圧(要約)

 心臓は収縮と拡張を繰り返し、断続的に血液を全身に送り出す。そのとき血液が動脈壁を押し上げる圧力が血圧である。収縮期血圧140Hg以上あるいは拡張期血圧が90 mmHg以上を高血圧と定義されている。高血圧が長年持続すると動脈硬化が進行し、脳梗塞、脳出血、動脈瘤、心筋梗塞、腎硬化症、心不全が起こりやすくなる。高血圧は年齢、合併症、測定場所により降圧の目標値が異なる。患者の冠危険因子(高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙など)、臓器障害、心血管病変の存在により危険度(リスク)が分類され、治療方針が異なる。生活習慣を改善し、降圧が不十分なときには、病態によりカルシウム拮抗剤、ACE阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬などが選択される。⇒ 高血圧の詳細な解説 へ

7.高脂血症・脂質異常症(要約)

 総コレステロール値>=220mg/dl、LDLコレステロール値>=140mg/dl、トリグリセライド値<150mg/dlを高脂血症(脂質異常症)と定義されている。高脂血症を治療すると、心筋梗塞、脳梗塞の発生が減少することは証明されている。冠危険因子(年齢、高血圧、糖尿病、喫煙、冠動脈疾患の家族歴)、脳梗塞,閉塞性動脈硬化症の合併により危険度がカテゴリー分類され、脂質管理の目標値が異なる。高脂血症の治療には生活習慣の改善、エネルギー制限、体重制限、運動療法が基本であるが、効果不十分なときはHMG-Co還元酵素阻害薬(スタチン)、フィブラート系の薬剤が選択される。 ⇒高脂血症・脂質異常症の詳細な解説へ

8.糖尿病(要約)

 糖尿病とはインスリンの供給または作用が不足し、慢性的に血糖が高い状態をいう。軽い場合は、自覚症状がなく、長期間持続すると著しい高血糖になり、口渇、多飲、多尿、体重減少が出現する。急速に進行した場合は昏睡、死亡を起こすことがある。また、網膜症、腎症、神経障害や心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症なの原因となる。空腹時血糖値>=126mg/dL, AOGTT 2時間血糖値>=200mg/dL, B随時血糖値>=200mg/dLのいずれ、またはCHbA1c(国際標準値)>=6.5%がある場合は糖尿病型と定義されている。さらに、a)@ABの糖尿病型血糖異常を認めかつHbA1c(国際基準)が6.5以上の場合、 b)@ABの糖尿病型血糖異常を認めかつ糖尿病の典型的な症状(口渇、多飲・多尿、体重減少)または確実な糖尿病性網膜症がある場合、c)再検(1ヶ月以内)で@ABの血糖異常値が複数回または@ABの血糖異常値とCのHbA1cの双方とも認められた場合を糖尿病と定義されている。糖尿病の治療の基本は食事療法運動療法である。血糖のコントロールが不十分な場合は経口糖尿病剤やインスリンなどの薬物治療をする。⇒ 糖尿病の詳細な解説へ

9.インフルエンザ・風邪(要約)

 急性の「はな、のど、ねつ」の症状が現れた場合、一般的にかぜ(風邪)をひいたと認識される。かぜは主にウイルスによる感染症であるが、他の病原体(細菌、クラミジア、マイコプラズマ)によることもある。その中でインフルエンザウイルス(A型またはB型)によって惹き起こされるものがインフルエンザであり、伝染力が強く、1〜2日の潜伏期を経て38度以上の発熱をもって突然発症する。頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感など症状を示し、その後せき、痰などが現れて、1週間以内に回復します。一方、普通のかぜは、全身症状は比較的少なく、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳などの症状が中心で、高熱や重症化は少ない。全身症状はあまり見られなく、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳などの症状が中心で、高熱や重症化は少ない。インフルエンザの予防として手洗い、うがい、流行前のワクチン接種が重要である。罹患した場合は発症48時間以内ならば抗インフルエンザ薬(タミフル、リレンザ、イナブルなど)の投与により罹病期間の短縮や重症化の予防が期待できる 。 ⇒ インフルエンザ・風邪の詳細な解説へ

10.アレルギー性鼻炎・花粉症(要約)

 花粉症にはスギ、ヒノキなどの季節的な花粉が原因物質(アレルゲンと呼ばれる)である季節性アレルギー性鼻炎とダニ、ハウスダストなどがアレルゲンとなる通年性アレルギー性鼻炎ある。一般的にはくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの鼻症状があらわれ、目のかゆみ、流涙、充血、異物感、など眼症状が出現する。さらに喉のイガイガ感、かゆみなどの咽頭症状や乾いた咳、耳漏、耳つまりなどの耳症状、顔面や頚部などの露出部発疹、下痢、食欲不振などの消化器症状、頭重感、頭痛、不眠、イライラ、全身倦怠などの全身症状が見られる。治療法としてはアレルゲン〜の回避が最も重要であるが、病型や重症度に応じ、ケミカルメディエーター遊離抑制剤、第2世代抗ヒスタミン剤、抗ロイコトルエン薬、鼻噴霧ステロイド、点眼用抗ヒスタミン薬・ステロイド、点鼻用血管収縮薬、経口ステロイド薬などが投与される。漢方の単独または併用も効果が期待できる。⇒ アレルギー性鼻炎・花粉症の詳細な解説へ

11.インフルエンザ・風邪の漢方治療(要約)

 風邪、インフルエンザの治療に漢方は効果的である。まず患者の病期を考慮し薬剤が選択される。@陰証発症の風邪の初期:麻黄附子細辛湯など、A陽証発症の風邪初期:麻黄湯、葛根湯、桂枝湯、香蘇散、小青竜湯など、B進行した風邪:大柴胡湯、小柴胡湯、柴胡桂枝湯、柴胡桂枝乾姜湯、小柴胡湯加桔梗石膏など、C咳・痰が長引いたかぜ(激しい湿性咳嗽):柴朴湯、柴陥湯など、D咳・痰が長引いたかぜ激しい乾性咳嗽):麦門冬湯、麻杏甘石湯など、E咳・痰が長引いたかぜ(力のない湿性咳嗽):参蘇飲、苓甘姜味辛夏仁湯など、F咳・痰が長引いたかぜ(力のない乾性咳嗽):滋陰降火湯、滋陰至宝湯などが投与される。⇒ インフルエンザ・風邪の漢方治療の詳細な解説 へ

12.アレルギー性鼻炎・花粉症の漢方治療(要約)

 アレルギ−性鼻炎・花粉症の漢方治療には、症状を押さえ込む「標治療」と体質改善をすることにより病気になりにくい体を作る「本治療」に分かれます。花粉症の症状を「体内の水分バランスの異常(水毒)、すなわち必要なところに水分が少なく、特定のある部分にたくさん溜まっている状態として捕らえる。患者の寒証熱証虚証実証により用いる漢方薬が異なる。花粉症・アレルギー性鼻炎の大多数は寒症タイプを呈し、小青竜湯の証が花粉症全体の8割を占め、第一選択薬となる。 ⇒アレルギー性鼻炎・花粉症の漢方治療の詳細な解説 へ

Hikarigaoka Clinic光が丘クリニック 
 内科・循環器科(専門医)


〒175−0093
東京都板橋区赤塚新町3-32-12-204 
(UR 光が丘パークタウンゆりの木通り北団地12号棟2階4号室)
TEL 03-5968-3030
FAX 03-5968-3637
練馬区光が丘・田柄隣接
地下鉄赤塚駅:6分
東上線下赤塚駅:7分
地下鉄大江戸線光が丘駅:23分

Hikarigaoka Clinic病気の解説・取材・投稿・講演


循環器科疾患

その他内科疾患

 漢方治療

取材・投稿・講演